TeamBHHBBの最後の旅に向けてカメラを準備していました。
最近の構成は、番組開始当初から使っているハンディカム「HDR-CX270V」と「OSMO POCKET」の2つでした。
ハンディカムを採用したのは2012年当時、長時間撮影できるのに都合が良かったため。(バッテリー1本で6時間の連続撮影が可能でした)
OSOMO POCKETは歩きながら撮影することが多いのでブレをなんとかしたくて導入してました。
この2つで事足りていましたが、【最後の旅】てことでなるべく多く動画を残しておきたい・・
てことで体にくっつけるタイプのカメラを検討しました。
Narrative Clip
以前旅でも使っていたのですが、起動できなくなってしまったので処分してしまったのです。
同じものを入手しようにもいろいろな面で不利だと思い、今回その選択はしませんでした。
Insta360 GO2
Arashi Vision ()
¥36,300
いろいろ調べてみて私のやりたいことを満たしそうだったのがこの「Insta360 GO2」。
これを首から下げてカメラを回しておけば勝手に動画がとれている。
ただ、こういう類のものは長時間撮影ができなかったりします。
機能的には「タイムラプス」できればいいなと思っていましたが、それを長時間使った場合の情報が検索しても現れない・・
とりあえず購入して試そうにも35,000円前後とちょっと躊躇する値段。。。
ということでRentioでレンタルすることにしました。3泊4日で3,600円。
給電なしの1分間隔のタイムラプスモードで2時間しかもちませんでした。(一般的にはこの小さいモノで2時間はもったほうだと思いますが、私の目的は果たせず)
というわけでこちらはレンタル期間終了後返却。
Brinno TLC130
次に見つけたのがタイムラプス専用カメラ「Brinno TLC130」。
ブリンノ(Brinno) ()
¥29,749
驚異的なのが充電の持ち。
最大6日間バッテリー充電なしで使えるとのこと。
強すぎる・・!
値段は35,000円前後とそれほど安くはありませんが、やりたいことはすべて実現できそう。。。
購入した方の感想を読んで「これだ!」と思いましたが、既に販売は終了しており入手しようにも日数が必要になりそうでした。
なので欲しくても入手できず。。。
レコロ IR7
キングジム(Kingjim) (2014-05-16T00:00:01Z)
¥9,800 (中古品)
次にタイムラプス専用カメラで検索して見つけた商品。
ちょっとおもちゃっぽい?
価格は15,000円前後で入手できそう。
でも首から下げるには大きかったり、重そう。(そもそも置いて使う前提っぽい)
てことで一旦保留。
4KUltra HDヘッドマウントカメラ「M308HMCAM」
ナガオカトレーディング ()
¥27,280
ヘッドマウントカメラはどうだろうということで見つけた商品。
連続5時間撮影できるとのこと。
価格は27,000円前後。
しかし、私は本当にその時間撮影できるか信用できなかったため、保留。(発売されたばかりの商品でレビューや感想も少なかった)
Raspberry Pi
以前Raspberry Pi(ラズパイ)でネコカメラを作ったことがありました。
このネコカメラは1分ごとに撮影してGooglePhotoにアップロードする、というものでした。
これにバッテリーを積んで首から下げればやりたいことできるのでは?と思ったのです。
ただ、ラズパイは当時触っていた感想だと電源周りが不安定だった印象が強くて旅の行程中安定的に動作させるのはいろいろとキツい気がしてきました・・
日本橋にバッテリーを見に行きましたが、良さそうなものは置いてなかったです。
M5 Stack Timer Camera
ラズパイ関連商品を見に行って散策していたらやりたいことが実現できそうな商品を見つけました。
それが「M5 Stack Timer Camera」。
1時間に1枚のタイマー設定で1か月以上動作させることができる、とのこと。
とりあえず入手し、いろいろ調査。
どうやらこの「Timer Camera」だけでは写真を保存するのが不可能。
Wifiを使ってクラウドサーバーなどに送信する前提の作りのようです。
Wifiはテザリングすればサーバーに送信可能ですが、旅は電波がない場所も普通に行くのでその方法だと厳しそう。
幸いSMBサーバーに転送するサンプルがあったのでそれを使えば実現はできるかも?
てことでラズパイをWifiアクセスポイントにしてさらにSMBサーバーにして構築してみました。
iPhoneからはファイル転送が出来たのですが、「Timer Camera」からはなぜか出来ない・・
ログを見る感じだとアクセスポイントにうまくつなげていないみたい。
サンプルはコードがないのでデバッグできない・・
同じようなことをしている人を見つけてコードをgithubからDL。
しかし、ビルドしようとしても環境構築が恐ろしく重く、旅の予定日までに構築・テストしきるのが難しくなりました。
しょうがないので「Timer Camera」の件は一旦作業を止めました。
Brinno TLC2020
てことで旅の日程が近づいてしまったので完成品を入手する必要が出てきました。
Brinno (2020-10-15T00:00:01Z)
¥47,000
私がやりたいことが実現できるタイムラプス専用カメラ「Brinno TLC130」の後継機と思われる「Brinno TLC2020」を購入することにしました。
価格は47,000円と結構シンドい額。
レンタルとかあれば一番良かったのですが、業務用っぽくてざっと見た感じではありませんでした。
でも今回最後の旅でしばらく同じようなことはできないだろうなあ・・と思っていたのでここは奮発しました。
上手くいったら自転車旅にも流用するつもりで。
乾電池動作です。TLC130はバッテリーが搭載されていましたが、あまり評判が良くなかったようです。
乾電池なら比較的入手しやすいのでベストな選択なのかなと思っています。
SDカードに関しては注意点があり、ちょっとだけ私はハマりました。
128GBのメモリーカードまで対応しているけど、 FAT32形式である必要があります。
お店で買ったものだとexFAT形式になっているものが多いと思います。
TLC2020に挿入するとフォーマットするか聞かれますが、このフォーマット時にFAT32形式ではフォーマットできません。(よってフォーマットを永遠に繰り返すことになる)
PCで別途フォーマットが必要。Windows11の場合はさらにツールが必要。
ネックマウントはこちらを選択。
使ってみた印象は結構硬い。
乾電池を入れると結構重くて約220gでした。
1日中首から下げていると肩や首に結構きます・・
最後の旅から一部を抜粋。
ステップビデオモードで1分間隔毎5秒撮影。
マイクはついていないので音声は取れません。
ざっくり旅の行程を確認するのにすごくいいですね・・!
3日間の旅でずっと首から下げていましたが、電池交換は1回だけ。
バッテリー回りを気にしなくていいのはすごくいい・・!
容量も3日間撮り続けて約35GB前後。
出来上がる動画データ(.AVI)は1920×1080の20fpsでした。
私的な問題点は歩きながら撮った場合に画面ブレが酷い。
本来の使い方ではないのでまあしょうがないんでしょうけど・・
Adobe Premiere Pro の「ワープスタビライザー」エフェクトを適用してなんとかブレを低減しようとした動画、そしてその比較動画。
エフェクトかけないよりかけたほうがよさそう。
ジンバルを導入すれば解決しそうな気もするけれど、今度はジンバルのバッテリー問題が出そうなので一旦【後ほどワープスタビライザーをかけて様子を見る】ことにします。
Brinno (2020-10-15T00:00:01Z)
¥47,000