クラシックコンソールで遊ぶときに使っているRetroTINK 2X。
RetroTINK 2Xはコンポジット(黄色いケーブル)やS端子、コンポーネントをHDMIに変換してくれるコンバータです。
私のウチにあるディスプレイ・プロジェクターがHDMI、もしくはDisplayPortしかサポートしていないので古いゲーム機を動かすにはこのコンバータが必須となります。
で、このRetroTINKの機能的には問題がなかったのですが、どうやら私の使っているAverMediaのキャプチャボードと相性が悪いようなのです。
普通に遊んでいるだけで画面の切り替わり時に「No Signal」が表示されます。画面が表示されない+音も出ないです。(何より接続不良があるみたいでなんか嫌)
私が確認した発生頻度が高かったコンソール機は「PlayStation1・2」です。
ゲームの仕様としてムービー再生時などに解像度を変えているらしく、そのタイミングでAverMediaのキャプチャボードが「No Signal」を表示するようです。
PCI Expressタイプの「GC573」でもUSBタイプの「GC550」でも同様に発生してます。
もう少し詳しく調べてみると「解像度の切り替えにシビアなキャプチャボードだと発生しやすい」、とのことでした。
同じようになっている方?を海外で見つけてその人が言うには「RetroTINKとクラシックコンソールを使うなら安価なキャプチャボードの方がよい」ということでした。
I bought a $20 CAD USB 2.0 HDMI capture device and am pleasantly impressed with how much better it handles video from my SNES than my $250 CAD USB 3.0 Avermedia capture.
— Cariad 🏳️🌈狐魔 (@KateLibc) December 5, 2020
Finally I can use my Retrotink and OSSC on stream and have it look pleasant to watch when I play garbage. pic.twitter.com/cxA3S9W1j3
AverMedia以外のキャプチャユニットを家で探したところ、以前購入した GENKI ShadowCast が見つかりました。クラウドファンディングで入手したモノですね。
ということで調べた結果をまとめたのが以下の動画。
GENKI ShadowCastで試してからはPS1「サルゲッチュ」のPSロゴの部分がちょっと不安定になったぐらいであとはバッチリ。
なにより不安定で遊べるレベルではなかったPS2「悪代官」がちゃんと映ってます。これは嬉しい。
ということでRetroTINK 2X使うなら安価なキャプチャボードと組み合わせた方が良さそうです。
使用した機材は以下になります。
- PlayStation2(SCPH-77000)
- RetroTINK 2X Pro-Multiformat
- AverMedia GC573
- AverMedia GC550
- GENKI ShadowCast(Kickstarter購入品)
発注済みである RetroTINK 5X-Pro が届いたら再度調べてみようと思います。