前から気になっていた3Dプリンタ。
先日のAmazonブラックフライデーで 99,990 円が 64,990 円になっていたので思い切って購入しました。
Anker ()
¥99,990
続いて「まずこれを印刷しろ」でおなじみのボート。
https://www.thingiverse.com/thing:763622
ベンチマーク的なモノになっているぽい。こちらも問題なく出力できました。
続いて目的であるフィギュア出力。
これはBoothで購入したSTLデータ。
サポート材を付けているけど、太すぎてとるのがとても大変だった思い出。
ここまでは失敗せず出力できていましたが、このあと成功することはありませんでした。
きっかけはここからだと思う。
出力したモノの積層痕が気になり、ABSを試す。
PLA+よりABSのほうが積層痕が気になりにくく、かつヤスリで削るのもやりやすいという口コミをみて。
何度やってもうまくいかない。
仕舞いにノズルが詰まってしまう。
ノズル自体は交換できるように作られていて公式のアクセサリーとして販売もされている。
手順通りにやるが、ホットエンドにくっついてしまって人間の力では抜けなくなってしまった。
この件をカスタマーに連絡。
1営業日後、交換用のエクストルーダーを送ってくれることに。
3営業日後、エクストルーダーを受け取り。
交換後、ファームウェアが更新されやっと出力できるようになりました!やったね!
AnkerMake M5 のうまくいった環境・設定
いろいろ検証した結果、うまくいった環境・設定は以下。
- スライサーを「AnkerMake Studio」にする
- 部屋の温度を20度以上にする
- ノズルとプレートの温度が下がりづらいように周りを囲む
- ABSで出力する場合はノズルの温度設定を260度にする
スライサーを「AnkerMake Studio」にする
マニュアルなどの誘導は「AnkerMake」というアプリ。
これ自体は問題がないものの、サポート対象外になっているそう。
後述する設定を使うためにも「AnkerMake Studio」にする。
https://www.ankermake.com/ankermake-studio
部屋の温度を20度以上にする
冷えるとフィラメントが固まってしまうらしい。
なので出来るだけ固まりにくい環境を整える。
暖房をつけて20度以上になるようにキープ。
ノズルとプレートの温度が下がりづらいように周りを囲む
部屋の気温は暖房で調整したが、ノズルとプレートの温度が下がるとそこで失敗してしまう。
プチプチと段ボールで囲み。
本当であればケースがあれば一番なのだろうけど、とりあえず手元にあるもので。
またこれはとてもリスクのある方法で最悪火事になる可能性大。
やる場合は自己責任で。
ABSで出力する場合はノズルの温度設定を260度にする
「AnkerMake Studio」でプリンターを「AnkerMake M5 0.4 mm Nozzle」にしているとフィラメントにPLA+以外選択できなくなる。さらに温度も190度以上上がらないようになっている。
これではABSで失敗する。(ABSで出力するには260度くらいの高温が必要)
なのでプリンターを「AnkerMake M5 All-Metal Hotend 0.4 mm Nozzle」にする。するとフィラメントもABSを選択可能に。
ただ、「All-Metal」は現状日本では存在しない商品(2023.12現在)ということなのでリスクは高い。
ようやく安定
プリントの設定もいろいろとイジって調整を行った。
積層痕を消すために
サーフェイサーを吹く
タミヤ(TAMIYA) ()
¥617
溶きパテ・モデリングペーストを試す
パテやモデリングペーストで積層を埋める方法。
こちらは溶きパテが勝利。
モデリングペーストでも埋めることが出来そうだけど、後処理がめんどい。
壽屋 ()
¥330
かなり良くなってきたものの、あと数回、溶きパテ・サーフェイサー・ヤスリがけが必要になりそう。
この段階で後処理にかなりの時間を費やしているが、完ぺきな見た目にたどり着けない。
もうこれは限界かな・・てことで光造形の3Dプリンタを導入することにしました。
つづく。
ELEGOO ()
¥47,999
ELEGOO ()
¥14,000