オクトパストラベラー
ドット絵JRPGの新しい形、オクトパストラベラー。
来月発売に先駆けてプロローグデモの体験版がリリースされたので遊んでみました。
DemoVer.
去年のDemo Ver.も遊んでましたが、プリムロゼ編を途中で辞めてしまってクリアしてませんでした。
というのもシナリオが復讐劇だったり、マップも暗い。
なんか陰気な感じがしてしまって続けるのが厳しそうと感じてました。
バトルシステムもこのときは理解しきれず、楽しめませんでした。
で、今回も最初はプリムロゼを選択したんですが、やっぱり無理だったので主人公を変えてみることに。
サクサク進むので取っ掛かりやすい。
バトルシステム的には弱点を突いていくのが基本になりますが、
トレサは「槍」「弓」を持つことができ、技で「風」「剣」「斧」「短剣」をさらに使える。
つまり弱点をとても突きやすいキャラなのでバトルシステムの学習にすごくいいキャラ。
1ターンに何回も攻撃できるブーストも気持ちよさの向上に役立ってる。
上手くやればずっと自分のターンに出来るのも良い点。
(属性攻撃は数回分をまとめての攻撃になるのも武器とは違っていていいアクセント)
この時点で「もしかしたら自分も楽しめるかも?」と感想が変わってきました。
その後、属性攻撃が多いサイラス、回復と導いた人を戦闘に参加させるオーフィリア、魔物を使えるハンイットを仲間にし、冒険を進めていきました。
弱点をつける手段が増えてくると途端に楽しくなってきますね。
各キャラを仲間にする際にこれまでの話を体験するか聞かれるのですが、これは主人公に選んだ際に楽しめる部分を追体験できる機能。
なのでこのゲームは誰を主人公に選んでも全キャラのお話は楽しむことが出来る仕様みたい。
最初は律儀に体験してましたが、主人公をトレサと考えたときに「別に他のキャラの生い立ちとかいいかな・・」と思ったので途中から体験しないようにしてました。
最悪な被写体深度
今作最大の欠点。
ドット絵はとてもクオリティが高いのですが、場所によっては超ボケる。
上記箇所なんかは特に酷くて船が見えやしない。
(バトル中も奥にいるキャラがボケますが、緩めなので気にならず)
他のゲームだとボケることはあっても最終的にハッキリ見えるようになりますが、このゲームは深度値が変化することはなくずっとボケたまま。
これは非常に勿体無い・・・!
メガネとかコンタクトを外してゲームやってるのと変わらないです・・
ついでにこの橋の部分はプレイヤーが動かすことも出来るので見る箇所によっては酔いも誘発。
もうちょっと緩くても良かったんじゃないんでしょうか・・
(処理負荷・メモリ的な観点から背景の絵のテクスチャ解像度とかが低くてそれをごまかすためにボカし強めにかけてる?)
オプションの項目であるのかな?と思いましたが、見当たらず。
デモのテンポが悪い
1セリフごとにキャラが動く非常に凝った作りなのですが、一定のウェイトが入るのでタルさは変わらず。
「動く場面を本当に必要なところにする」「ウェイト時間短くする」「動きをしながらセリフを喋る」などで改善は出来ると思うのですが、発売1ヶ月前でこれは調整出来ないだろうなあ・・
シナリオ飛ばさないけど、出来るだけ早く読みたい人向けの機能も欲しかったところ。
例えば、ボタン押している間は2倍速、4倍速でキャラが動く、とか。
(Demo Ver.をもうちょっと熱心に遊んで意見出しておけば良かった)
まとめ
あーだこーだ言ってますが、最終的に体験版のプレイ制限時間である3時間に達しました。
ゲームシステムにも慣れてきて先を進めたい、と思ったところで終わってしまったので非常にちょうどいいタイミング。
というわけで予約するか悩んでましたが、購入を決意しました。
ちなみにこの体験版のセーブデータは製品版に引き継ぐことが可能ですが、私は最初からやる予定です。
(次はもうちょっと効率よく回れると思うので)