フレームレート検証
しばらく安定していたので更新してませんでしたが、処理速度が気に入らなかったので手を入れました。
変更履歴
- 処理上げ(従来の3倍速)
- 画像比較判定をImageMagickから自作方式に変更
- ImageMagick除去
検証に使う動画は「1分30秒」で録画してます。
それをツールを通して検証+動画化しますが、従来は30分程度かかっていました。(1080p動画の場合)
そこでボトルネックを探して処理上げを行いました。
変更箇所は結構大きく、今までは画像比較をImageMagickに頼っていましたが、独自判定に変更しました。
これにより検証+動画作成時間が30分→10分になりました。(従来の3倍速)
一応、独自判定にしても同じような結果が得られるように工夫してます。
これ以上の処理上げは根元を変えないといけないので一旦これでFix。
ベヨネッタ
ということで60fps可変+ティアリング有りで定番のベヨネッタで検証。
細かいところが変わってますが、大まかには一緒なので大丈夫かな。
バイオハザード5
前回のバージョンで検証してなかったので正確なところはわかりませんが、
ティアリングの割合がちょうど半分になっているのでおそらく大丈夫でしょう。
ドラゴンズドグマ
最大フレームレートとティアリングカウントが変化。
結構結果が変わってきちゃってるけど、どっちが正しいのかな。
場合によっては再調整が必要かも。
でも独自判定は特に変なことしてないので元々こうだった可能性も。
ブルードラゴン
こちらも上限フレームレートがアップ。
Devil May Cry 4
ティアリングカウントは一緒。
平均フレームレートがわずかに上昇。
独自判定に変更しましたが、おおむね同一の結果。
これで検証も捗りそうです。
さて今まで回避してきたPS3の検証ですが、一応やり方?というか方法がわかりました。
PS3はHDCPをオフに出来ないのでスプリッタで回避する必要があります。
それを行っても映像には細かいスクランブルが含まれるようになっていて、これが原因で正確にフレーム更新があったか検証出来ませんでした。
大手検証サイトを見てたらちょうどPS3に関する記事があって【許容範囲を設定できるように】しているそう。
一番最初にその方法は思いついたけど、「許容範囲は手動設定になるし、感情が入ってきちゃうので正確じゃないよなあ」と思っていたのでスルーしてました。
でも大手がやってるならウチも採用しようかな。
で、PS3用の機能を追加しようかと思っていたところでPS4版「JUDGE EYES:死神の遺言」の体験版がリリース。
内容はキムタクが主人公の龍が如くです。
早速検証しようと思いましたが、なにかおかしい。
PS4タイトルなのにスクランブルが含まれていました。
PS4側のHDCPを切っても含まれていたのでソフト側で入れてるんでしょうか。(ハード側にそういう機能がある??)
機器が壊れたのかと思って「モンハン:ワールド」や「クロバラ~」でも検証しましたが、正常にフレーム取得出来ました。
というわけで「許容範囲を設定できるようにする」機能は急ぎ実装が必要になりました。つづく。