「消えた後継者」をクリアしたので感想。プレイ時間は11時間。
まだ「うしろに立つ少女」も残っているけど、とりあえず感想書き。
ネタバレありなので注意。
きっかけ
購入のきっかけは2021/02に行われたNintendoDirect。
そこで初めて情報を入手して絵柄が気に入ったのとヒロインの声が寧々さん(皆口裕子さん)だったのでこれは買おうと決意。
Direct終了後にすぐにニンテンドーストアにアクセスして一番いいやつ(COLLECTOR’S EDITION)を注文。
任天堂 (2021-05-14T00:00:01Z)
¥9,000 (中古品)
ゲームを始めて
まず「いいなあ」と思ったのがビジュアルがリッチな点。
ただの立ち絵ではなく、Live2D?っぽく髪の毛とか服がユラユラ揺れる。(常に謎の風が当たっているのはちょっと気になるけど・・)
ゲーム中1回しか使われないアニメーション(カーテン閉めたり)もあって豪華。
システム面は超不便。
開発者の意図通りにフラグを立てていく必要があるので理不尽。例えば、Aに〇〇の話を聞いてからBに〇〇の話を聞くなど。(逆だとダメ)
アイテムを入手してからでないと次の展開に発展しない、だと納得感はあるけど人物の特定の会話がフラグになってるモノが多くかなり納得度が低め。
また、脈略もなく「そういえば・・」と選択肢と関係ない話をされてシナリオが進んでいくのもなんだか。
ほとんど総当たりで突破しました。(1つだけ攻略サイトの情報を参照)
コマンドがたくさんある割に推理している感は少なめ。途中の文字入力してるところが一番推理してる感があった。
会話とか調べるとかはもう本当に作業。
そういえばゲーム開始時に1988年度作品と出るけど、古い作品だからいろいろと許してね・・てことなんでしょうか?
あとは最後の迷路パート。
事前に説明されない操作を使わないと突破できない。(壁に対して体当たりをする)
なんとか攻略サイト見ずに気づけたけど、かなり不親切。
一方、シナリオは終盤1時間は楽しかった。それまでにため込んでいた伏線を一気に回収する感じ。
内容的にはなんとなくこうなるだろうなあと思ってた通りの結末でちょっとだけガッカリ。
(サブタイトルと主人公の記憶喪失から最重要人物なんだろうなあ・・とか)
全体的にもっと短くていい。無駄に長い。(長くして推理させづらい状態にさせるのが狙い?)
そう考えると2時間ドラマってちょうどいいなあ。
一部キャラクターの声が合っていなかった。特にこの秘書。声が若い。もう少し大人な声の方があってた気がする。
高齢の町の人の声も見た目より若くて違和感。
BGMはずっと同じ曲が流れてる。飽きるのと眠りを誘う。
多少場面によってはアレンジ版が流れる感じだったけど・・これも原作準拠?
その他気になったこと
名前を自分で入力させるけど、物語的に整合性が取れてない印象。
苗字が本当のものと一致しないし・・
捨て子として育てられてからOKなんだろうか?
文字入力は推理でも使われているけど、唐突で既読スキップを使っていると調査メモを開けない状態になるのが結構困った。(画面遷移の隙間でスキップ機能をキャンセルさせてなんとか表示させたけど・・)
また、お目当てのあゆみがあんまり出てこなくてモチベーションがどんどん低下。(基本事務所でしか会えない)
ヒロインっぽい立ち位置だから活躍を期待したけど・・「うしろに立つ少女」ではたくさん出てくるかな。
テンショングラフ
クリアまでのプレイ時間は11時間程度。
発売前、一番最初にあゆみに会うところが一番のピークかなあ・・
テンションがどんどん落ちていく2~8時間の部分がかなり圧縮されてれば、テンションの維持もできたかな。
まとめ
もう1本、うしろに立つ少女があるけどまた10時間とかクリアまでかかるならちょっとシンドいなあ。。。
値段的には1本2,000~3,000円くらいだと満足だったかも。(COLLECTOR’S EDITIONは2本で約10,000円)
任天堂 (2021-05-14T00:00:01Z)
¥9,000 (中古品)