前回、BESV JF1に乗ってからの2年間を振り返りました。
私的に楽しく乗れるのは50〜70km程度。
しかし、これだと大阪市内から行ける範囲が限られ、だいたい同じ場所が目的地となってしまいます。
また、大抵の中継地点となる「さくらであい館」から帰るのも飽きてきました。
そこで(BESV JF1 に限らず)より遠くへ行くための方法を探します。
遠くへ行くための方法
体力強化
まず考えたのが「体力強化」。
単純に体力を上げて走れる距離を伸ばす。
これは日中遅くまで仕事をしているため、難しそう。
一応、腕の怪我のリハビリで筋力トレーニングを行ったり、お昼に散歩をしたりしているけど、それだけで長距離を走る体力を作るのは難しそう。
実際に自転車に乗って走ったほうが効果高いよなあ・・と思って一度、部屋で漕げる様な機器を試していたものの、音や振動がウルサイとトラブルとなり、使用を断念。
さらに気分転換するための趣味なのにそこに対して負荷をかけてストレスになるのは違うなあ・・と思ったのでこの案はなし。
歩く・ハイキング
次にそもそもJF1に乗らずに電車やバスなどで遠くへ行き「歩く」はどうだろうか。(ちょうどテレビでローカル路線バス乗り継ぎの旅を見たところだった)
試す機会があったのでチャレンジしてみました。
距離的には10km~15km程度と結構歩いたつもりだったのですが、5km/h程度なので時間がかかる、かかる。
写真撮りながら・・がしやすいですが、すっ飛ばしたいところも地道に歩く必要があるのでどうかなあ・・と保留。
バイクや車
もし買った場合、週末に1回か2回しか乗らない割に維持費が高い。
カーシェアならそれも抑えられるけど、それでも1日1万円ぐらい。
また、大阪市内から出る際に交通量が多いので運転がそれなりに大変。
ちょっとした小道に入ったり、気になった看板を撮ったり・・などの私のスタイルに合わなさそう。なので無しかなー。
車載
BESV JF1を使った案に戻して、次に考えたのが「車載」。
既に自転車を車に「車載」して遠くの場所をスタート地点にするという方法は試しています。
ただ・・
- スタート地点まで運転する必要がある
- 車を運転して、自転車でポタリング、また車を運転して戻ってくる・・というのが体力・精神的に大変
- 出来なくはないけど、帰り道で集中力が切れそうで怖い
- 車を所持していないのでカーシェア(もしくはレンタカーとなる)
- 使用には利用料金が必要
- 1日だいたい、1万円程度
- 駐車場スタートとなる
- 私が行きたい場所に駐車場がない場合が多い
- 駐車場が駅前だったりすると「輪行で良くね?」となる(曽爾高原のときがまさにそう)
- さらに駐車料金もかかる
ということからあんまり活用できないでいました。
また、タイムズカーシェアの車に自転車禁止みたいなシールが貼ってあるのも気になっていました。
以前、公式サイトで折り畳み自転車を載せて旅先へ・・という活用方法をプッシュしてたのに・・・(誰かが何かをやらかしたのでしょうか?)
公式サイトには禁止事項に書かれていないので詳細は不明。
輸送
先日試した「輸送」はどうか。
「最低でも3営業日以上前に集荷依頼をしておく必要があること」と「集荷時間がわからないため、時間的な余裕がないと難しいこと」から気軽には使えない感じ。
休日の前日に「よっしゃ明日は〇〇行くぜ」と思い立った時に行けないです。
前から計画を立てて旅に出る場合はアリだと思います。
輪行
最後に「輪行」。
BESV JF1自体で「輪行」はしたことがあるのですが、これがツライ。
デカいし、重いし、邪魔になるし・・
ちょうどいろいろ調べているタイミングで漫画「おりたたぶ」を発見。
講談社 (2019-11-08T00:00:00.000Z)
¥462
この漫画は折り畳み自転車の楽しさに目覚めた女の子たちが輪行を活用して楽しくポタリングする漫画。
これを読んで「やりたいこと、折り畳み自転車で輪行すれば出来るのでは?」と思ったのです。
幸い大阪は電車路線が発展しているのである程度の場所であれば「輪行」で遠くへ行きやすい環境が整っています。
ということでもっと気軽に「輪行」出来るようになれば、やりたいこと(遠くへ行く)が可能になるのではと思ったのです。
でも、BESV JF1で「輪行」が現実的ではないので・・別の乗り物を調べてみることに。
別の乗り物
glafit GFR-02
BESV JF1を注文するときにも検討したglafit。公式サイトは https://glafit.com/products/gfr/gfr-02/ 。
ちょうど新しいGFR-02の予約注文を開始したタイミングでした。価格は198,000円。
ただ、重量は18kg(※情報が見当たらなかったのでGFR-01の重さ)とBESV JF1よりも重い。
持ち運ぶのはほぼ無理で転がせば・・なんとか?いやでも現実的ではないなあ。
さらに、25km程度しか走行出来ないので輪行先で散策するにはちょっと物足りない。
一応、前回見た時から進化している部分もあり、「モビチェン」と呼ばれる機構により、法律的な自転車とバイクを切り替えることが出来るようになったようです。(前機種ではバッテリーが切れてもバイク扱いとなり、自転車モードで車道を走る必要があった。トラックとかダンプとかいたら怖)
重量と走行距離がネックなのでちょい乗りには良さそうだけど、ロングライドは厳しそうということで今回も保留に。
VELMO Carbon-SS
折り畳みe-bike。この時点では一般販売されていなくてクラウドファンディングのみ。公式サイトは https://aventulife.co.jp/bikes/carbon/ 。
重量は12.8kgで価格は約30万。走行距離は50km、サブバッテリー兼用で100km。
容量的にはBESV JF1のバッテリーと同じ36V 7.0Ah(252Wh)のようですね。
最初見つけた時に「これだ!」と思いましたが・・
- クラウドファンディングのため、ちゃんと納期に届くか不明
- 大抵、遅延する
- 誰も使っていないのでレビューが出回っていない
- 使い勝手や問題点がわからない
- 約30万と高額
- 私的にホイッと出せない額
とデメリットが大きかったため、様子見をすることに。
支援した人に届いてレビューが出回ったあとに再度検討しても良さそう。
ただし、一般販売品は13.8kgに重量アップしていてちょっと嫌な予感・・!
DAHON K3
e-bikeだとどうしてもバッテリー問題などがついてくるので、電動じゃない軽量な折り畳み自転車はどうか?ということで調べ始める。
参考は「おりたたぶ」や「おりたたみ自転車はじめました」など。
その中で圧倒的に軽量だったのが、「DAHON K3」。重量7.8kg。価格は96,800円とそんなに高額ではない。公式サイトは https://www.dahon.jp/index.html 。
さらに「DAHON Dove Plus」と呼ばれる変速なしのより軽量なモデルもありました。重量6.97kg、価格は88,000円。
坂道を上ることを考えると変速機能はあったほうが良さそう。
ということで狙いを「DAHON K3」に定めて早速試乗をやっているお店に行き、乗ってみました。
思ったよりは進む。
ただ、デコボコの路面やちょっとした登りはちょっと厳しそう。これはタイヤが14インチというのも影響しているようです。
そういった場面では割り切って歩いちゃうのもアリかなと思いました。
なにより軽いので持ち運びは楽。
「輪行」もきっとしやすそう!ということでほぼK3に気持ち的には決まったのですが、もしかしたら走行性能も犠牲にしていない折り畳み自転車があるのではないか・・と調べたら出てきました。
CARACLE-COZ
軽量で折り畳みで走行性能も良好な「CARACLE-COZ」。公式サイトは https://www.caracle.co.jp/products/cz00 。
ミニベロロード、折り畳みロードバイクというジャンルらしいです。
重量は標準モデルで7.7kg、価格は243,100円。タイヤは20インチ。
機能的には申し分ないけど、やはり高額。購入するには気合が必要。
何より見た目がガチっぽくなるのでカジュアルに乗りたい私としてはどうなんだろう?と思ったり。
また、購入している人がK3に比べると少ないため、情報があまり出てこないのがネック。(出てきてもガチっぽい感じのものばかりであまり参考にならず・・)
ということで将来的に欲しくなりそうだけど、現時点では保留。
最終的に
結局「DAHON K3」で【輪行】することでより遠くへ行けそう、という結論となりました。
ダホン ()
¥84,150
これなら価格的にも出せる金額だし、「輪行」に飽きてしまったときに普段乗りに転用できます。(家族に使ってもらうでもいい)
早速試乗をしたお店へ行って発注。色はガンメタル×ブラック。
納品は約1週間後。受け取りが楽しみです。
BESV JF1はどうしよう?
これまで乗ってきて愛着もあるし、使用用途・行き先で変えるのもアリだと思ったので手放さずに残すことにしました。
電車で行けない場所や車載でどこか行くときはBESV JF1、輪行するならDAHON K3とか。