kimagre inrash

感想を書きます

RetroTINK 2X + AverMediaキャプチャボード(GC573)を使った際に頻繁に出る「No Signal」をなんとかしたい

time 2022/05/30

クラシックコンソールで遊ぶときに使っているRetroTINK 2X

RetroTINK 2Xはコンポジット(黄色いケーブル)やS端子、コンポーネントをHDMIに変換してくれるコンバータです。

私のウチにあるディスプレイ・プロジェクターがHDMI、もしくはDisplayPortしかサポートしていないので古いゲーム機を動かすにはこのコンバータが必須となります。

で、このRetroTINKの機能的には問題がなかったのですが、どうやら私の使っているAverMediaのキャプチャボードと相性が悪いようなのです。


普通に遊んでいるだけで画面の切り替わり時に「No Signal」が表示されます。画面が表示されない+音も出ないです。(何より接続不良があるみたいでなんか嫌)

私が確認した発生頻度が高かったコンソール機は「PlayStation1・2」です。

ゲームの仕様としてムービー再生時などに解像度を変えているらしく、そのタイミングでAverMediaのキャプチャボードが「No Signal」を表示するようです。

PCI Expressタイプの「GC573」でもUSBタイプの「GC550」でも同様に発生してます。

もう少し詳しく調べてみると「解像度の切り替えにシビアなキャプチャボードだと発生しやすい」、とのことでした。

同じようになっている方?を海外で見つけてその人が言うには「RetroTINKとクラシックコンソールを使うなら安価なキャプチャボードの方がよい」ということでした。

AverMedia以外のキャプチャユニットを家で探したところ、以前購入した GENKI ShadowCast が見つかりました。クラウドファンディングで入手したモノですね。

ということで調べた結果をまとめたのが以下の動画。

GENKI ShadowCastで試してからはPS1「サルゲッチュ」のPSロゴの部分がちょっと不安定になったぐらいであとはバッチリ。

なにより不安定で遊べるレベルではなかったPS2「悪代官」がちゃんと映ってます。これは嬉しい。

ということでRetroTINK 2X使うなら安価なキャプチャボードと組み合わせた方が良さそうです。

使用した機材は以下になります。

  • PlayStation2(SCPH-77000)
  • RetroTINK 2X Pro-Multiformat
  • AverMedia GC573
  • AverMedia GC550
  • GENKI ShadowCast(Kickstarter購入品)

発注済みである RetroTINK 5X-Pro が届いたら再度調べてみようと思います。

前後記事

PS2ゲームをHDD起動にする(FHDB)
PS Plus プレミアムを色々見てみました(入力遅延、PSNow最終配信ラインナップなど)