前回、3Dプリンタ AnkerMake M5 で等身大フィギュアを出力することは可能そうというところまでいけました。
今回はいよいよ寧々さんの胸像を印刷してみます。
きっかけはこれかな。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1133508632
ウチも作ってもらったessence.さんの寧々さん。
これがなんと38万で落札されました。
これを見た後、唯一無二の寧々さんのフィギュアが欲しくなり、印刷しようと思ったのです。
ゴールデンウィークの朝活で1週間ぐらいかけてモデルを修正。
ポリゴン触るの学生以来なのでめっちゃ時間かかりました・・
久々に3Dプリンタを使ったのでノズルが詰まっているということがありましたが、それ以外は特にトラブルなく印刷出来ました。
ミャクミャク様よりちょっと大きいくらいのサイズ。
上半身も印刷しましたが、入り組んだリボンの部分がうまく印刷できませんでした。
これはポリゴン修正が必要そう。
モデルの割り方とかポリゴン修正を繰り返してようやく形になりました。
フィラメントが途中で切れてしまったので同じものを発注しようとしましたが、既に終売になっているらしくしかたなく別のもので代用しました。
eSUN ()
¥2,699
3Dモデルではポリゴン同士が交差していても一応なんとかなりますが、3DプリントだとそれはNGになります。
(表面部分はポリゴン通りにしたいので押し出しは内側にしていましたが、それらが干渉することを考慮してなかったです・・)
ということで全面的に頭部分を修正することに。
失敗したことでちょっとテンションが下がってしまったのでモチベーションを上げるために顔を再印刷。
目尻のポリゴンを修正してます。
Blenderのプラグインで「3Dプリンタで出力するのに適したモデルか確認できる」のものがあり、それで問題の箇所を発見して1つずつ修正していきました・・(ずっとポリゴン修正していた夢にも出てきました・・)
かなり念入りに髪の毛を修正してようやくそれっぽくなりました。
顔は再出力し、結合しやすいように首部分も含むようにしています。
左から初代、二代目、三代目。
二代目は目尻修正、三代目は首追加+まつげを立体化。
いい感じ。結合にはシアノン使ってます。
瞬間接着剤用硬化促進剤にはアルテコのスプレー。硬化が早いので作業しやすい。
ゲームのキャラを現実に持ってくるとやっぱりおっぱいデカ・・と思ってしまいますね。
ボディスーツみたく強調されてるのも気になってしまう・・
塗装したら気にならなくなるかな・・?
今回はフィラメントの量を減らすためにガワだけ印刷するタイプにしたので中身は空洞。
その結果、頭がうまく支えきれず。
今回は撮影用に中にプチプチ詰めましたが、今後なにかしら考えないとなあ・・
消費したフィラメント量は2000gくらい?で約5000円。
かかった時間は2~3週間くらい?(モデル修正、印刷時間)
ということで3Dプリンタで印刷→仮組まで行けました。
さてこのまま塗装してもいいですが、せっかくなのでパテを持って表面をならしてスムージングしたい。
調べた感じだとパテはこのあたりが良さそう。
続きます。
参考にしたサイト。
https://area.autodesk.jp/column/tutorial/maya_atoz/making_3d_data_2/
https://i-maker.jp/blog/3dprinter-figure-data-zbrush-hair-check-14892.html
https://note.com/koki_kirisaki/n/neb45f55d19c5?sub_rt=share_h
https://note.com/takkun_0/n/ncbce6d68e4a9?sub_rt=share_b