kimagre inrash

感想を書きます

ボーダーブレイク筐体でBORDER BREAKを遊べるようにする【3環境構築】

time 2018/07/22

筐体

アーケード版ボーダーブレイク筐体のガワを使ってPS4版を遊ぶのが目標の企画。
前回までで部屋への搬入とモニタの差し替えを行いました。
今回は実際に遊ぶための環境構築をします。
ここからは自己責任でどうぞ。

エアコン

筐体を設置した場所は室外機が置けないという理由で一般的なエアコンを設置できない部屋でした。

しょうがないので窓枠エアコンを導入。

使う時に窓開けないといけないので防犯的にはアレなシロモノですが、これだけでもかなり部屋が涼しくなったのでOKです。

ネット環境

次はPS4を使える環境の構築。
差し替えたモニタにHDMI、電源を繋げばPS4自体のセットアップは完了。
問題はネット環境です。
ウチの家は3階にネット回線が集中してる環境。
そのため当初は3階に筐体を置こうとしていたのです。
1階でインターネットを使うには「有線LANを1階まで構築」「無線LANを使う」の2択。
まずは安定の「有線LAN」で考える。
CD管はないので1階まで構築するのは「壁に這わして1階まで持ってくる」必要あり。
・・・一体何m必要なんだ?
ウチはネコを飼っているのでケーブルを噛まれて断線ということもありえる。
さらに「見た目が美しくない」という理由でNGが出たため、この案は却下。
次に「有線LAN」を屋外の壁に這わす方法。
意外と調べるとやっている人がいるものの、エアコンのダクトを使ってたりする。
でも上記の通り、ウチは室外機が置けない環境なのでエアコンのダクトももちろんなし。
さらに屋内側の壁は穴をあけたことがあるけど、屋外の壁に穴をあけたことはない・・
しかも、失敗すると雨の時に水が入ってきそうでおいそれとはやろうと思えない。(かなりの覚悟が必要)
そしてなにより3階の外壁にどうやってアクセスするのか。
超長いハシゴ買ってくるの?
ちょっと敷居が高すぎる。
一応、壁を開けなくても窓から出す方法もある。
厚さが薄いLANケーブルがあるのでそれを使えば、窓を閉めることも可能。
でも結局外壁を這わさないとプランプランになるわけで台風とか来たらなんかどっかに飛んでいきそう。。。
ということで有線LANでなんとかする案は一旦すべて却下。
コンセントを使ってLANを構築できる「PLC」というものもあるけど、ウチの環境ではデメリットが多そうだったのでこれも却下。
残るは「無線LAN」での構築ということになる。
まず1階から3階の無線LANルータに接続できるか試す。

一応、SSIDは取得できたものの超遅い。。。

動画も見れないレベル。
テザリングのほうが早いぞ。

とりあえず中継機を買ってきて試すが、こちらも全然スピードがでない・・・
これはやばい。

だったら「中継機を多く配置し、1階まで電波が来るようにする」のはどうだろうか。

買ってきた無線LANルータと中継機。
やることは
  1. 今使っている無線LANルータをより強力なモノに変える。
  2. 今まで使っていた無線LANはアクセスポイントとして使う。
  3. 3階の端にそれぞれ無線LANを設置する。
真上に無線LANルータが来たので改善されるかと思ったが、思ったよりスピードが出ない。
やはり3階~1階をダイレクトでつなげるのは難しい模様。
ということで2階にさらに中継機を設置。

結果こんな感じになりました。

まだまだ遅いけど、最初よりはマシに。
現状、中継機が点滅してる(電波状況があまりよくない)状態なので設置場所をもう少し考えないと行けないです。

最終結果はコレ。

もうちょっとスピード出て欲しいけど、現状の環境ではこれが最速。
とりあえず遊べる環境が整いました。
これでリリース後に遊ぶのが困難なようであれば、また考えます。

コンパネ

コンパネに先日検証した基板を接続。完成。
ちょっと気になるのはPS4をスリープにしたときにコントローラ、マウスが常時光っていること。
しばらくすると消えるけど、また付いたり・・・
使い終わったらUSB外すのは手間だし、なにかいい方法ないかな。

設定を調べてみるとPS4側にスリープ時のUSB電源供給に関しての項目があった。
これをオフにすることで遊んでないときは電源供給されなくなった。解決。

録画用WindowsPC

実況をするつもりはないものの、ゲームを遊ぶときは基本録画しているのでこの筐体用にも録画用WindowsPCが必要。
昔使っていたWindowsPCを引っ張り出してきた。
OSはWindows7。
さすがにずっと使っていなかったのでボタン電池切れてた。
ポケモンGO用に大量に買ってた電池をハメて解決。
Windows7のまま使ってもいいけど、せっかくならWindows10にしたいところ。
調べてみるとWindows7→10に公式的にアップグレードできる方法がまだあるらしい。
Windows 10 無償アップグレード方法【無料】2018年2月現在もOK
https://comp-lab.net/windows10-free-upgrade
上記手順に沿ってUSBメモリにインストール。
そしてUSBメモリからWindows10インストール。

昔はDVDとかに焼く必要があったけど、いまどきそんな必要はないんですね。

結構時間かかりましたが、無事インストール完了。

キャプチャボード

Windowsが用意できたので次はキャプチャ環境。
買ったのは「GC550」。

PCI Expressタイプでも良かったけど、せっかくならもう1台のPCで使えるようにUSBタイプにしました。
しかし、この選択は間違いだったのです・・
USBを差し、ドライバ&ソフトをインストール。
パススルー側には映像が出るもののPC上では真っ暗。
解像度を720pに切り替えたところ、映るように。
ネットで調べてみると「転送速度が足りない」みたいな記述が。
USB3.0に差しているのに?
結論から言うと「このPCでは使えない」ことが判明。
  • 用意したPCの背面USBは3.1でしかもこの「GC550」は3.1非対応。
  • フロントのUSBは3.0。しかし、これもダメ。というかよりヒドい。
  • その後、ドライバを新しくすることでUSB3.1でも映像が映るようになるが、どうも不安定。(映ったり映らなかったり)
  • Windows10からWindows7に戻したり、またWindows10に戻したりといろいろやってみたものの結果不安定で使い物にならない。
  • OSどうこうの話ではなく、ハードとドライバ的にもう絶対無理、ということだった。
公式サイトにも書かれているけど、「GC550」はUSBのドライバに指定がある。
(Intel製のUSB 3.0 ホストコントローラ推奨としている)
USBだからいけるだろう、ではダメだったのでした!
PCI ExpressのUSB拡張ボードを取り付ければ使えそうな雰囲気はあったけど、ちょっとイジくりまわすのに疲れてしまった。
そういえばちょっと前に買ったPCI ExpressのキャプチャカードをこっちのPCで使って
メインPCはGC550にするのはどうだろうかと考える。
(メインPCは推奨のIntel製だし)
試しにやったところ、問題もなくお互い動作。
・・・最初からこうしておけばよかった。
時間はかかったけど、これでなんとか構築が完了。
安定して映像が映るようになった。

しかし、今度は音が出ない。
やはりダメなのか?とPCとの相性を疑ったが、原因はコントローラ基板のヘッドフォン端子に接続していたから。
PS4ではコントローラにヘッドフォン端子がありますが、
ここに接続するとHDMI側には音が流れないようになっている。
これは仕様で変更することはできない模様。
となるとコントローラ基板のヘッドフォン端子から音を拾う方法は「なし」ということになる。
HDMIから音だけ取り出す・・・?
キャプチャボードにはパススルー機能がついているのでそれ使えば可能?
よくよくボードを見たら、ステレオミニプラグのパススルーも搭載していた。

公式サイトのQ&Aを見るとスピーカー向けの出力らしくヘッドフォンでは「声が大きい」らしい。(そう書いてある)

たしかボリューム調整できる製品が家にあったよな・・ということで調べてみると
splatoon2のゲーム音声とスマホの音声をMIXさせる製品を発見。
以前妻用に買ってきたのだけれど、使っていなかったのでこちらを利用させてもらう。
結果、ボリューム調整できたもののなんか音が悪い?(こもった感じがする)

ということでボリュームコントローラを注文。
特に問題もなく設定完了。
ダンボールコンパネとボリュームコントロールでゴチャゴチャしてるけど、機能的には満たしてる。

捧げたものを取り戻す

「メインPCのモニタ」と「PS4」を筐体に捧げてしまったので新しく買うことになりました。

自分が持ってるPS4と比べて丸くなってる・・!
右上のHDRが目立つ。
たしかこのモデルに付属してるコントローラは有線対応になったんでしたっけ。
セーブデータ類はPSPlusからダウンロード。

モニタはコレを買ったのですが、「画面が白い」、「視野角が狭すぎ」で私の好みと違いすぎて正直使っていける自信がありませんでした。
よって返品することに。
初めてAmazon返品。
開封済みになるので購入金額の50%しか戻ってこないという話ですが、どうなることやら。
返品をほぼ無条件で受け付けてるけど、その商品どうしてるんだろうと思ったら「Amazonアウトレット」というブランドがあるんですね。
そこで定価よりも安く販売してるみたいです。
試しに商品を見てみたところ、定価の50%で販売しているワケではなく、80%ぐらいで売ってました。
売れた場合、50%+80%=130%で30%追加で儲けが出る仕組みのようですね。
なんか損した気分ですが、検品したりほぼ無条件で受け付けてくれるのでまあいいかなと。
さて無事返品も済んだのでモニタを探します。
やはり実際に映ってるところを確認したほうが安全、ということでヨドバシへ。
捧げたモニタはドット欠けはあったものの概ね満足していたのでそのシリーズの新しいものにしようというところまでは考えていました。

買ってきたのは「22MK600M-B」。

背面の端子が差す際にユルユルなのが気になるけど、見た目などは好みで概ね満足。

まとめ

構築にかなり時間がかかりましたが、なんとか準備完了しました。
ガワが家にあるだけでも満足感は高いですね。
今度こそあとはリリースを待つだけ。
楽しみです。

2018.07.24追記

録画環境で問題発生。方法を考えます。

前後記事

ボーダーブレイク筐体でBORDER BREAKを遊べるようにする【2復元】
ボーダーブレイク筐体でBORDER BREAKを遊べるようにする【4録画環境改善】