筐体
しかし、録画環境に問題が発生したため今回はそれを解決します。
2012年に買ったPC
2012年にドスパラで買ったモデルだったかな。
前回の環境構築でも書いた通り、Windows10にアップグレードしています。
スペックは以下。
- Intel(R) Core(TM) i7-2700K CPU @ 3.50GHz
- 16GB
- NVIDIA GeForce GTX 570
昔はドリキャプの「DC-HC1」で720p30fpsで録画をしていて特に問題もなく運用できてました。
今回、いろいろあってメインPCで使っていた「C988」を差しました。
「C988」は1080p60fpsでキャプチャ出来るのでそれで試しに録画したのですが、頻繁にフレーム落ち。
もうほとんど1080p30fpsな感じになっちゃってます・・
しかも720p60fpsでもギリギリ、720p30fpsで安定というなんともいえない感じに。
せっかくPS4版のボーダーブレイクが1080p60fpsになるのにこれは・・・
メインPCは余裕で録画出来るのでそれを移動しても良かったのですが、
「普段別の場所で使っている」「ボーダーブレイクやるたびに運ぶのは手間」なことから
出来ればこの古いPCでなんとか方法を見つける必要があります。
原因と対策
フレーム落ちする原因はどうやら「CPUが100%になる」のが原因っぽい。
このスペックでOBSの「ソフトウェアエンコード(H.264)」をするのは無謀すぎたみたい。
となるとまず考えるのはCPUのグレードアップ。
しかし最新のCPUとはソケットの形状が異なり、使えない。
もしやるとするとマザーボードから見直す必要がある・・
そうなるとかなりお金がかかるので一旦保留。
ソフトウェアエンコードがダメならハードウェアエンコード、ということで調べる。
Nvidiaグラボは「NVENC」と呼ばれるハードウェアエンコード機能がある。
しかし、GTX570はそれが使えない。
グラボをアップグレードすれば改善できる可能性はあるけど、これまたお金がかかる。保留。
もう一つハードウェアエンコードの機能で「QSV」というものがある。
「QSV」はIntel Quick Sync VideoでIntelCPUで使える。
搭載されているi7-2700Kでも使えるようなので試してみる。
QSV
しかし、OBS上では「QSV」が選択できるような雰囲気はない。
いろいろ調べるとまずBIOS上で有効にする必要があるみたい。
クイック シンク ビデオを有効にする方法http://faq3.dospara.co.jp/faq/show/1887?site_domain=default
有効にしてOBSを起動するものの、選択できず。
デバイスマネージャ上には「GTX570」と並んで「Intel HD Graphics 3000」が表示されていたので認識はしているっぽい。
しかし、ドライバ入れた覚えがないのに勝手にデバイスマネージャに表示されるの?
どうやらWindows10はドライバを自動でインストールする機能があり、その影響でうまく動いていない可能性。
Windows10にしたらQSVが無効に!?https://edit-anything.com/blog/windows10-qsv-disable.html
そこでデバイスマネージャ上から「Intel HD Graphics 3000」を削除して手動でドライバをインストール。
しかし、「このコンピューターはソフトウェアのインストール要件を満たしていません。」とダイアログが出てインストールが出来ない。
再起動してとりあえずWindows10でドライバを自動的にインストールさせて
そこから上書きする形で手動でドライバをインストールさせてみたところ、ようやくインストールが出来た。
その後、再起動してOBSを起動させると「QSV」が選択できるように。
結果
CPU負荷が大幅に激減。
品質重視の「quality」を選んでもこの負荷なので全然余裕。
出来上がった動画を見ると激しい動きをした際にブロックノイズが発生するけど、概ね満足なクオリティ。
まとめ
環境構築するのに結構お金を使ってしまったので、なんとか追加投資なしで解決できて良かった・・!
しかし、今度はネット環境周りで問題が発生。
速度的には配信出来るレベルまで構築できましたが、pingの面でダメなことが判明。
平常時は問題なかったのですが、特定のタイミングで急上昇するケースが出てきてちょっとこれは遊べないレベル。
フォートナイト自体の問題の可能性もありますが、コチラ側で出来る対策は事前にやっておきたいところ。
・・リリースまであまり時間がないのでちょっと急がないとヤバいかも。