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OCTOPATH TRAVELER トレサ編クリア後の感想

time 2018/07/30

OCTOPATH TRAVELER

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ドット絵JRPGの新しいカタチ、オクトパストラベラー。
通常こういうゲームは1週間ぐらいでクリアしちゃうんですが、筐体の件で時間を使ってたのでなかなか遊べてませんでした。
ようやく時間取れてとりあえずメインキャラに選択したトレサ編をクリアしたのでまとめます。

2018年7月13日発売。

ちなみにデモのときの感想は以下。
OCTOPATH TRAVELER Prologue Demo をお試し

一応ネタバレありなので注意。

全体的に

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大まかな感想としてはデモのときとそれほど変わらず。

トレサは序盤から弱点を突けるので楽しい。
しばらく進めているとやることが一緒になってダレてくるけど、仲間加入タイミングでやれることが増えるのでそのたびにモチベーションは回復。
8人全員を仲間にするまでは変化があるので楽しい。

ところが一通り仲間にしたあとは変化がなくなる。
今作は戦闘に参加したメンバーにしか経験値が入らない仕組みなのでパーティメンバーは固定のほうが進めやすい。
私はデモのときと同じく「トレサ」「サイラス」「オフィーリア」「ハンイット」をメインで使ってました。
しかし、これだととれる戦法がパターン化されがちで戦闘が同じことの繰り返しになってしまう。

毎回メンバーを変えるようなことをしても良かったんですが、時間的なことを考えるとなかなかやりづらい。
よって戦闘を繰り返すと徐々にモチベーションが下がっていきます。

バトルジョブ

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味付けとして「バトルジョブ」というものがありますが、ゲーム中にその誘導がなく妻から「ジョブとってないの?」と言われて初めて存在を知る始末。。。

私の最近のゲームスタイルとしてゲーム雑誌は読んでいるけど、購入を決めたタイトルの記事は読まないようにしてます。
それに作業的になってしまうので攻略Wikiなども見ないようにしてます。
なのでゲーム内で説明されないと気づかずにスルーすることも多々。
昔は紙の説明書があったので気づけたんですけどねえ・・

1つぐらいは強制的に取らせる流れがあっても良かったのかもしれません。
(やりこみプレイする人からすると邪魔かもしれませんが・・)

「バトルジョブ」自体は追加でアビリティが使えるようになるモノ。
「習得したからといって他のジョブで使えるようにならない」「2人が同時に同じバトルジョブを選べない」などのいくつかの成約があります。

私は最終的に以下のような構成でやってました。

  • トレサ – 学者
  • サイラス – 薬師→踊り子
  • ハンイット – 踊り子→薬師
  • オフィーリア – 剣士

魔法(術?)が強力なのでまずトレサに学者。
サイラスは元々強いので割り当てるのが困りました。最終的には属性攻撃力が上がる踊り子にしました。
オフィーリアは完全に見た目で剣士を選択。千本槍は結構役に立ちました。
ハンイットは最初踊り子にしてましたが、斧(死中活劇断)が強いという妻情報から薬師へ変更。

やはりこういうゲームはビルドしてるときが楽しいですよね。

でも一度とったアビリティはJPに戻せないみたいなので慎重に選ぶ必要があるのが結構ストレスでした。
(取るまでわからないサポートアビリティとか奥義とかも困る)

バトルシステム

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「弱点を突いていくと相手がBREAKして行動不能になる」のがベースのバトルシステムは中々楽しかった。

上手くやればノーダメージで戦闘が終了するのもやったった感があって好き。

でも、後半はやはりそうなったかという感じで「弱点を突かせない」という形になってきて残念な感じ。

  • 弱点が変わる
  • BREAKまでの回数が大幅に上昇
  • 弱点として設定されているけど、ロックされている状態

デモの段階でもやりこんでいくと将来的に限界を感じる可能性があっただけに「制限しない」形以外での対応を望んでいたけどやっぱり難しかったかあ・・

ストーリー

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「世界を救う」みたいな話じゃなかったのは非常に良かったです。
トレサ編やった感じでは若干こじんまりとした感はあったけど、ヒトひとりの人生なんてこんなものですよね。

ただ、やっぱり1キャラあたりのボリュームが足りないのが残念。
1キャラ10章ぐらいあるのかなと思っていたら、まさか4章だったとは・・・!
(もう少しトレサの物語を楽しみたかった)

全キャラやればそれなりにボリュームがあるんでしょうけど、他のキャラにあまり魅力を感じなかったんですよね・・
(時間的な問題もあります)

また、物語中に他のキャラが【全く】絡んでこなかったのも残念な点。
仲間は完全にバトルメンバーという扱い。

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一応それを補填する役割を担っているのがパーティチャット。
これはストーリー進行中に表示されるパーティメンバーとのちょっとしたやり取りを見れる。

物語(デモ)には参加してこないけど、その事柄について一応気にしてくれてるという感じ。

制作コスト考えるとやっぱりこうなっちゃうのかな・・

フィールドコマンド

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フィールドコマンド。
各キャラフィールドで扱える専用のコマンドがあります。
トレサの場合、そのNPCが持っているアイテムを「買取る」ことができます。

このシステム自体は問題ないですが、被りが発生しているのが気になります。

例えば、「オルベリクの試合」と「ハンイットのけしかける」。
これはNPC相手に戦闘をしかけるというものでほぼ一緒。
他のキャラに関しても被りが発生してます。

こうなると被っているキャラは同時にパーティに入れづらくなってメンバーの選定決定に制限が出てきます。
(いろんなフィールドコマンド使いたい、となると被っているものは選択しづらい)

全く使わずに遊べば問題ないんですが、有益なものが大半なので使わざるを得ない感じなんですよね・・

さらにトレサの「買取る」と対になるのがテリオンの「盗む」。
トレサの場合、NPCからアイテムを入手するにはお金が必要でしたが、テリオンの場合はほぼノーリスクでタダで入手可能。
しかも、レアアイテムは買取ることができず、盗む必要があります。

これじゃあトレサはテリオンの劣化じゃん・・

一応失敗するとペナルティがあるんですが、酒場でお金を払えば解決出来ちゃうし、なによりリセットしちゃえばなかったことに出来ちゃう。
・・となるとプレイヤーがとる選択肢は「盗む」一択ですよね。

このゲームで一番ガッカリした瞬間。

フィールドコマンドのせいでパーティメンバーが固定化され自由度が減る。
ネットでも「盗むの楽しい」と書かれてて妻も主人公をテリオンに選んでいたので盗みまくっていました。

・・・トレサを主人公に選んだ私は一体なんなんだ?

一応、コマンドが被っていてもパーティに入れることは可能なのでそれほど問題はないんですが、
「被ったキャラをパーティに入れるのに抵抗があった」ので不採用。

じゃあ町に着いたときにだけパーティに入れればいいじゃんとも思いましたが、
「盗むの成功率はレベル依存」「バトルに参加したメンバーだけ経験値がもらえる」仕様からこれも採用しづらいことに。

結果、トレサのフィールドコマンドを使うの辞めました。
(他の人は「盗む」でタダで入手してるのに「買取る」でお金使って入手してるのがバカらしくなったので・・)

もうちょっとトレサの「買取る」コマンドでの値段が安かったら感想は変わってきたかもしれません。
ざっと見た感じお店で買うよりほんのちょっとお得(5%OFFくらい?)、という感じしかしなかったので。
(レベル上がったら割引利くようになるんですかね?)
でも、やっぱり初回から100%OFFで入手できるテリオンと比べると損を感じやすいのがなあ。

カルマ値みたいなのが設定されてて悪行したらそれが溜まっていってちょっとしたペナルティがある、みたいなのが良かったなあ。
(お尋ね者になって町とかで強制戦闘とか宿屋に泊まれないとか)

まとめ

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ドット絵RPGを楽しんでた世代にはグラフィック的にはオススメ。
ちなみにデモの感想で指摘していた被写体深度は結果、慣れました。

弱点を突くバトルシステムも面白かった。

全体的にオススメできる感じなんですが、フィールドコマンドのキャラ格差だけはなんとかして欲しかった。
キャラ依存じゃなくフィールドジョブみたいなものを設定できるようにする、とか?
盗みを働く商人、みたいなことになるけどそれはプレイヤー次第てことで。

時間的に厳しいのでオクトパストラベラーはこれにて終了予定。

このオクトパストラベラーとしての続編は私は【望まない】けど、このHD-2Dというグラフィックを使った他のゲームは遊んでみたい。

システム面での改善は次回に期待。

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